床矯正とは?
将来の矯正負担を減らす、
やさしい治療法

床矯正とは、顎の骨をゆっくりと広げることで永久歯の生えるスペースを確保する矯正治療。
取り外し式の拡大床装置を使うため、子どもへの負担が少ない。
成長期に合わせて治療を行うため、永久歯が正しい位置に並びやすくなり、将来的に本格矯正が不要になることも。
なぜセブン歯科・矯正クリニックの小児矯正は選ばれているのか?
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専門医による丁寧な診断と説明
矯正治療を専門とする歯科医師が在籍
1人ひとりの成長に合わせた治療計画をご提案 -
33万円(税込)の明朗会計
トータル費用が明確で追加料金なし
分割払いにも対応(詳細記載) -
保護者への丁寧なフォロー体制
治療中の経過説明
心配事やご相談など保護者向けの対応あり -
最新機器を駆使した正確な診断
最先端の口腔内スキャナー「iTero Lumina™」を導入しています。
治療の精度を最大限に高めます。 -
アクセスしやすい立地と土日対応
地下鉄宮の沢駅徒歩3分
平日忙しい保護者でも通いやすい
お子さんの歯並びの治療をお考えの方へ
歯並びが悪くなってから治療することを「歯列矯正」といいますが、乳歯のころから永久歯の歯並びが悪くなることを早期に発見し、改善していく予防的な治療を「咬合育成」といいます。
当院では、咬合育成を積極的に取り組み、美しい歯並びのお子さんがたくさん育っていくことを目指しています。

咬合育成と歯列矯正の違い
咬合育成で行う主な治療に、顎を拡げて永久歯が入るスペースを作るというものがあります。
歯列不正の多くは顎が小さくて永久歯が並びきらないことが原因です。口の中の成長が終わってから矯正する場合は、永久歯を4本抜歯して歯を並べるスペースを作ることが多くなります。お子さんが年齢を重ね高齢になったとき、矯正で4本も歯を失っていることは、咀嚼する上でかなりのハンディキャップになります。歯を抜かずに美しい歯並び目指すため、成長期に顎の骨を刺激する装置をつけて顎の成長を促しながら、歯を並べていく咬合育成に取り組んでいます。

咬合育成の特徴
咬合育成では「拡大床」という装置を用いて顎の成長を促していきます。
咬合育成という名前の通リ、お子さんの歯の生え変わりの成長に合わせて治療を進めていくため、個人差はありますが遅くても小学校4年生までには治療をスタートし、治療の終わりは永久歯が生えそろうまでと考えて下さい。早く結果を出したい、長い期間の通院に自信がない方にはお勧めできません。
また、成長が終わりに向かっている小学校の高学年のお子さんは治療をお受けできないことがあります。咬合育成は始める時期を逃すと上手くいきません。歯並びが悪くなる芽を早期に見つけるためにも、小さいうちから定期的に健診で見てもらうと安心です。
また、歯並びの確認と並行して、お口の周りの筋肉や舌の動かし方も診査します。この筋肉が正しく機能していないと美しい歯並びに導きにくいため、必要な場合はお口の筋力トレーニングを行います。
拡大床の装置は取り外しが可能で、毎日就寝時につけます。
一般的な固定式の矯正に比べると抵抗なく装置を受け入れるお子さんがほとんどですが、その反面保護者方の管理が必要です。
装置に付いている拡大ネジを2週間に1度保護者の方に動かしてもらい、装置を拡大しながら顎を成長させる仕組みです。1度の拡大量は0,2ミリ程度と僅かなため、痛みを感じにくいことも特徴です。装置の入れ忘れや、拡大ネジを動かし忘れてしまうことが頻発してしまうと、治療が予定通リに進まなくなり「拡大床」の装置だけでは歯を並べられなくなります。自宅での管理が難しいと思われる方は、よくご検討下さい。
咬合育成の流れ
咬合育成の治療を希望される場合、問診・口腔内写真撮影・レントゲン撮影・歯の型どり・模型診断を経て装置の製作に入ります。
装置を装着してから通院の間隔は基本的に1ヶ月に1回です。
来院時には装置の使用状況の確認と調整、お口の筋力トレーニング、虫歯の予防処置などを行います。
装置は基本的に3~4年使用してもらいます。1つの装置で7ミリ程度拡がるため、拡大が十分になった際には拡大を停止し、その後の生え変わりの経過を見ていきます。
顎の大きさによっては7ミリでも拡大量が足りずに2個目の装置を製作していくこともあります。
拡大終了後は後戻りがないように、別の装置を使って全ての永久歯が生えそろうまで定期健診で管理させていただきます。
通院が大変に感じることもあるかもしれませんが、成長期の間にお子さんの歯並びと虫歯予防に真剣に取り組み、虫歯のない美しい歯並びに導いてあげることは、親が子供に与える一つの財産だと考えています。
そのお手伝いができることを幸せに感じます。
治療についてご質問があればお気軽にお申しつけ下さい。

また、当院ではインビザラインによる床矯正も行っております。
上顎の口蓋(こうがい)に装着するマウスピース型の装置です。目立ちにくく、快適に顎の拡大を行えるのが特徴です。
メリット
ネジを回す必要がない
従来の床矯正装置では、保護者の方がネジを回して調整する必要がありました。しかし、インビザラインの床矯正では、そうした手間が一切不要。決められた期間ごとに新しいマウスピースに交換するだけでOKです。
治療の柔軟性(急速拡大・緩徐拡大)
インビザラインの床矯正は、
・急速拡大(短期間で顎を広げる)
・緩徐拡大(時間をかけてゆっくり広げる)
のどちらにも対応できます。お子さまの歯や顎の状態に応じた治療プランを選べるため、より効果的な矯正が可能です。
装置をつけたまま食事ができる
ワイヤー矯正や従来の床矯正装置は、食事の際に取り外したり、食べ物が詰まりやすかったりするデメリットがありました。しかし、インビザラインの床矯正は、装置をつけたまま食事が可能。取り外す手間がなく、心理的負担も少なくなります。
目立ちにくい
透明なマウスピース型の装置なので、見た目が気になりにくいのも大きなポイント。学校や外出時でも、周囲の目を気にせず装着できます。
型取り不要
従来の矯正装置では、型取りの際に嘔吐反射を起こしてしまうお子さまもいました。インビザラインなら、型取りが不要で、快適に治療を進められます。
デメリット
6番(第一大臼歯)がしっかり生えていることが条件
インビザラインの床矯正を適用するには、6番の歯(第一大臼歯)がしっかりと生えていることが前提となります。そのため、乳歯が多く残っているお子さまには適用できない場合があります。
装着時間の管理が必要
インビザラインの床矯正は、1日中装着することが求められます。取り外しができるため、お子さまが「つけ忘れる」「外したままにしてしまう」といったリスクがあるため、保護者の方のサポートが重要です。
床拡大装置(小児)
上顎
※どちらの装置をご利用いただくかはお子さまのお口の状態をみて判断させていただきます。
保護者の皆さまからよくいただくご質問
一般的には6〜12歳頃がおすすめですが、お子様の成長スピードにより異なります。早めのご相談がおすすめです。
ゆっくり力をかけて顎を広げるので、痛みは少なく、慣れるお子さんがほとんどです。
取り外し可能な装置なので、必要に応じて外せます。毎日就寝時に装着し学校には着けていかなくて大丈夫です。
簡単なブラッシングでOK。親御さんと一緒に清潔に保つ方法も丁寧にご説明します。
料金は?治療の流れは?
床矯正(床拡大装置)一式
※初診相談・精密検査費用別途(3,300円∼/初回のみ)
分割払い可(例:月々3,000円∼)
治療の流れ
カウンセリング予約
精密検査・診断(レントゲン、模型など)
治療計画のご説明
床装置の作製・装着開始
定期チェック(1ヶ月に1回)
矯正完了後の保定管理・チェック